2023.
01.
29
タカミムスビが、国譲りの後もなお、大国主(大物主?)に、まだお前信用できねーから俺の娘と結婚しろや、ということで新妻になったのが三穂津姫(ミホツヒメ)で、名の由来は美保(ミホ)に住んだから、……というのですが、本当かなあ?
ミホツヒメの子孫は語られていないし、既にミホススミという女神がいたので似た名前の女神を設定して打ち消そうと出してきたか、ミホススミ=ミホツヒメ=タカミムスビの娘で天津神だよ~という設定の為のダミーだという気もします。
何故なら、……ミホススミっていう女神、皆さん知ってます?
知っている人は地元民か神話ヲタかどっちかです。
ミホススミの名を葬るのが目的だったのなら、その目的は成功したと言えるでしょう。
オオヒルメも、イチキシマヒメを置いて去ったのではないでしょうか。
でも、この説を採ると…
私には、予てから、スセリヒメ=宗像三女神という等式が成り立つ系図が出来上がっているので
スサノオ×オオヒルメの娘=宗像三女神=スセリヒメ、という等式も自動的に成立してしまうのです。
私は、オシホミミはスサノオ様のダミーで、ニニギ尊はオオヒルメの孫ではなくて息子(ここは神代でも孫に皇位を譲った前例を作りたかった持統天皇の意向)だと推定しているので、その推定を組み合わせればスセリヒメとニニギは同母の兄妹or姉弟ということになります。
一緒に母の元で暮らしていれば、ヒメヒコ統治できる間柄です。
何なら、自動的に、謎の女神・神大市比売はオオヒルメになります。
確かに私は、神大市比売を通説のような『大きな市場の神』とは思っていませんでした。
市は市場の市じゃなくて、イチキシマヒメのイチでしょーよ。
イチキシマヒメという名は、玉依姫のように『斎(いつき)祀る姫』という巫女神であって、普通名詞に近いと思っていました。
何故なら、市杵島姫の別名は『サヨリヒメ』であり、ウガヤフキアエズの妻『タマヨリヒメ』と同じ性質だからです。
どちらも、神聖な御魂を降ろす巫女姫という意味です。
市杵島姫の『シマ』を考慮するなら、宗像のように島を御神体にして祀る巫女たちが、海の女神として信仰された神名なのだろうと。
ならば、『オオイチヒメ』は『オオイチキシマヒメ』の略称であろうと。
だったら…だったらですね。
今更気付いたんですけどね。
神大市比売って、大年と宇迦之御魂の母なんです。
神大市比売がオオヒルメなら、もうひとり息子ニニギが加わって、
大年=饒速日はニニギの兄だった。
という、私が今まで絶対コレ神話のこじつけだろ嘘くせーと思っていた設定そのものになってしまうのです。
大年=饒速日の方が兄ならば、末子相続の法則で、弟のニニギ尊のほうに分があります。
ついでに、スセリヒメは上記兄弟の姉か妹になるので。
スセリヒメが出雲の巫女王、饒速日が大和の王になった時点で、母神のオオヒルメは葦原中国は私の子供(スセリ&ニニギ)のもの!譲れ!!
と戦を仕掛けてくる《正当性》は一応有るのです。……
うわあああああこの説イヤだーーー!!
私はスセリヒメ様もクシナダヒメ様も推しなんだよ!!
スセリヒメ様はクシナダヒメ様の愛娘だと信じていたいんだよーーーー!!!
自分の考察が地雷とか、心から勘弁して欲しい。
神様、どうか私をお救いください……
ミホツヒメの子孫は語られていないし、既にミホススミという女神がいたので似た名前の女神を設定して打ち消そうと出してきたか、ミホススミ=ミホツヒメ=タカミムスビの娘で天津神だよ~という設定の為のダミーだという気もします。
何故なら、……ミホススミっていう女神、皆さん知ってます?
知っている人は地元民か神話ヲタかどっちかです。
ミホススミの名を葬るのが目的だったのなら、その目的は成功したと言えるでしょう。
オオヒルメも、イチキシマヒメを置いて去ったのではないでしょうか。
でも、この説を採ると…
私には、予てから、スセリヒメ=宗像三女神という等式が成り立つ系図が出来上がっているので
スサノオ×オオヒルメの娘=宗像三女神=スセリヒメ、という等式も自動的に成立してしまうのです。
私は、オシホミミはスサノオ様のダミーで、ニニギ尊はオオヒルメの孫ではなくて息子(ここは神代でも孫に皇位を譲った前例を作りたかった持統天皇の意向)だと推定しているので、その推定を組み合わせればスセリヒメとニニギは同母の兄妹or姉弟ということになります。
一緒に母の元で暮らしていれば、ヒメヒコ統治できる間柄です。
何なら、自動的に、謎の女神・神大市比売はオオヒルメになります。
確かに私は、神大市比売を通説のような『大きな市場の神』とは思っていませんでした。
市は市場の市じゃなくて、イチキシマヒメのイチでしょーよ。
イチキシマヒメという名は、玉依姫のように『斎(いつき)祀る姫』という巫女神であって、普通名詞に近いと思っていました。
何故なら、市杵島姫の別名は『サヨリヒメ』であり、ウガヤフキアエズの妻『タマヨリヒメ』と同じ性質だからです。
どちらも、神聖な御魂を降ろす巫女姫という意味です。
市杵島姫の『シマ』を考慮するなら、宗像のように島を御神体にして祀る巫女たちが、海の女神として信仰された神名なのだろうと。
ならば、『オオイチヒメ』は『オオイチキシマヒメ』の略称であろうと。
だったら…だったらですね。
今更気付いたんですけどね。
神大市比売って、大年と宇迦之御魂の母なんです。
神大市比売がオオヒルメなら、もうひとり息子ニニギが加わって、
大年=饒速日はニニギの兄だった。
という、私が今まで絶対コレ神話のこじつけだろ嘘くせーと思っていた設定そのものになってしまうのです。
大年=饒速日の方が兄ならば、末子相続の法則で、弟のニニギ尊のほうに分があります。
ついでに、スセリヒメは上記兄弟の姉か妹になるので。
スセリヒメが出雲の巫女王、饒速日が大和の王になった時点で、母神のオオヒルメは葦原中国は私の子供(スセリ&ニニギ)のもの!譲れ!!
と戦を仕掛けてくる《正当性》は一応有るのです。……
うわあああああこの説イヤだーーー!!
私はスセリヒメ様もクシナダヒメ様も推しなんだよ!!
スセリヒメ様はクシナダヒメ様の愛娘だと信じていたいんだよーーーー!!!
自分の考察が地雷とか、心から勘弁して欲しい。
神様、どうか私をお救いください……

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