2021.
10.
15
YouTubeで面白そうなエンターテイメント動画があったので、私見を述べてみようと思います。
タイトル通り、邪馬台国と卑弥呼関連です。何なら
天照大神の話も出て来ます。
圧倒的出雲派の私は、邪馬台国がどこにあろうとどうでもよくね?と思っている(日本の起源をどうこうするには小国が乱立状態の時代の話なので)のですが、全く興味がない訳でもない。
というのは、出雲風土記によるとクシナダヒメ様も『等与/トヨ』だからです。
因みに、歴史方面のチャンネルではありません。
タロット占いのたまきさんという方がやっている、【やりすぎ!たまきの都市伝説】というシリーズです。
たまきさんの占いは割と当たるので人気がありますが、まあ占いだから外れることもあります。外れたらキッチリお詫びをする人です。
個人鑑定も受け付けているプロでもありますが、ご本人もやりすぎ!と言っているように、「結構突っ込んだことを占いますがエンターテイメントとしてお楽しみ下さい」ということで、要は
真に受け過ぎないで楽しんでね!
ってことです。
歴史系は苦手です分かんないです~というたまきさんだからこそ、畿内だ北九州だと熱くならずにニュートラルに占えるのが面白そう。
実際、なかなか興味深い結果だったので、私も一緒に読み解いてみたいと思います。
全部晒すとネタバレになってしまいますので、追記に潜りますね。
…と言う訳で、たまきさんが引いたカードと判定、そこに若い頃趣味でタロットやってましたレベルの私の読みも加えて書きますね。
1.卑弥呼は存在したか?
女帝の正位置。ズバリなカード。いた!という判定。ズバリ過ぎて、たまきさんはこれ以上突っ込みませんでした。
私としては、女帝のカードは妊娠も暗示するので、魏志倭人伝が言うような婆さんもしくは年増であっても、独身であるのは未亡人だから&子供もいるという可能性も感じてしまいます。
…という路線で行くと、『卑弥呼の宗女トヨ』は、単に同族の少女というだけではなく、卑弥呼から見て直系、つまり娘か孫になりますね。
2.娘(台与/トヨ?イヨ?)が跡を継いだ?
※ 魏志倭人伝には『宗女』とあるのみで実の娘か否かは判読不明なので、「娘が後を継いだんですか?」という問いでは、タロット占いの結果が上手く出ない可能性がある。…と個人的に思ったのですが、この占いは視聴者さんのリクエストであるので、その辺の意図をタロットさんが汲んでくれればOKかもです。
そして出てきたのが、死神の逆位置。
因みに、占う時のたまきさんの問いは「トヨは存在したんですか?」というものでした。
「人間っぽくない」というのがたまきさんの感想です。何しろ死神の正位置なんて《蘇生》ですから。たまきさんは「霊的な存在」のような気がするということで、卑弥呼が感じていた架空の存在なのかな?と、少々困惑気味な判定でした。
私なら、これもズバリだなあ、と思いました。
周囲の人々からしてみれば、卑弥呼(神と繋がる絶対の存在)が亡くなって男王(政治担当)だけという状態は、とてつもなく不安だったと思うのです。科学がほぼ存在しない世界の価値観ではガチの恐怖です。卑弥呼がいなくては男王の政治が正しいのか否かわからないのです。
で、民人の混乱を鎮める為に、トヨというシャーマンを立てた。これはもう、卑弥呼再来!と同義です。だから民人は納得して収まった。
天岩戸っぽい→卑弥呼からトヨへの代替わりのことだ!思う人は多いですね。私もちょっと思いますもん。
ただし、魏志倭人伝の記述が本当ならば、という条件付きです。
大体、魏志倭人伝が胡散臭いです。
場所の記述からして、普通に読めば遠く日本を離れて海にどっぽんなんでしょ?
なのに、日本の偉い歴史学者から在野の歴史家まで、「魏志倭人伝は誤記がある」ことを前提にしていたり、「こうとも読める」という解読見解を出しながら考察しているのが、私としてはよく解らんのです。
中国の学者達も、「何でそんな事を問題にするの?」という態度だそうです。どこだっていいじゃん、と東夷の小国の事には無関心。
そんなお鼻のお高い中華様が、東の海の果ての蛮族の事を、誠心誠意正確に書くものでしょーか?
中華様と言っても色んな民族が色んな国を建てましたが、それでも貿易で儲けようって事で役人達がその相手を見付けてくるものだったんです。
ですから、見付けてきた役人としては、「こんなに遠くまですごい朝貢国を探してきたんですよ~!」とアピールしたい。めっちゃアピールしたい。
白髪三千丈の中華様ですから、色々盛ってる可能性が大です。邪馬台国はなかった説もあるくらいです。
3.神功皇后説
星の正位置。たまきさん的には、「現実っぽくない」。夢っぽい。「こうだったらいいのにな~」的な。
つまり、たまきさん的には、違う=神功皇后ではない、という判定。
私なら、卑弥呼をキラッキラに(星だけに)理想化したのが神功皇后かもしれない、という可能性も残しますが。
4.天照大御神説
審判の正位置。『復活』という意味ですので、卑弥呼の神格化という読みで、天照大御神=卑弥呼、というのがたまきさんの判定です。
衝撃の判定が出た所で、続きは後日と致します。
(つづく)
タイトル通り、邪馬台国と卑弥呼関連です。何なら
天照大神の話も出て来ます。
圧倒的出雲派の私は、邪馬台国がどこにあろうとどうでもよくね?と思っている(日本の起源をどうこうするには小国が乱立状態の時代の話なので)のですが、全く興味がない訳でもない。
というのは、出雲風土記によるとクシナダヒメ様も『等与/トヨ』だからです。
因みに、歴史方面のチャンネルではありません。
タロット占いのたまきさんという方がやっている、【やりすぎ!たまきの都市伝説】というシリーズです。
たまきさんの占いは割と当たるので人気がありますが、まあ占いだから外れることもあります。外れたらキッチリお詫びをする人です。
個人鑑定も受け付けているプロでもありますが、ご本人もやりすぎ!と言っているように、「結構突っ込んだことを占いますがエンターテイメントとしてお楽しみ下さい」ということで、要は
真に受け過ぎないで楽しんでね!
ってことです。
歴史系は苦手です分かんないです~というたまきさんだからこそ、畿内だ北九州だと熱くならずにニュートラルに占えるのが面白そう。
実際、なかなか興味深い結果だったので、私も一緒に読み解いてみたいと思います。
全部晒すとネタバレになってしまいますので、追記に潜りますね。
…と言う訳で、たまきさんが引いたカードと判定、そこに若い頃趣味でタロットやってましたレベルの私の読みも加えて書きますね。
1.卑弥呼は存在したか?
女帝の正位置。ズバリなカード。いた!という判定。ズバリ過ぎて、たまきさんはこれ以上突っ込みませんでした。
私としては、女帝のカードは妊娠も暗示するので、魏志倭人伝が言うような婆さんもしくは年増であっても、独身であるのは未亡人だから&子供もいるという可能性も感じてしまいます。
…という路線で行くと、『卑弥呼の宗女トヨ』は、単に同族の少女というだけではなく、卑弥呼から見て直系、つまり娘か孫になりますね。
2.娘(台与/トヨ?イヨ?)が跡を継いだ?
※ 魏志倭人伝には『宗女』とあるのみで実の娘か否かは判読不明なので、「娘が後を継いだんですか?」という問いでは、タロット占いの結果が上手く出ない可能性がある。…と個人的に思ったのですが、この占いは視聴者さんのリクエストであるので、その辺の意図をタロットさんが汲んでくれればOKかもです。
そして出てきたのが、死神の逆位置。
因みに、占う時のたまきさんの問いは「トヨは存在したんですか?」というものでした。
「人間っぽくない」というのがたまきさんの感想です。何しろ死神の正位置なんて《蘇生》ですから。たまきさんは「霊的な存在」のような気がするということで、卑弥呼が感じていた架空の存在なのかな?と、少々困惑気味な判定でした。
私なら、これもズバリだなあ、と思いました。
周囲の人々からしてみれば、卑弥呼(神と繋がる絶対の存在)が亡くなって男王(政治担当)だけという状態は、とてつもなく不安だったと思うのです。科学がほぼ存在しない世界の価値観ではガチの恐怖です。卑弥呼がいなくては男王の政治が正しいのか否かわからないのです。
で、民人の混乱を鎮める為に、トヨというシャーマンを立てた。これはもう、卑弥呼再来!と同義です。だから民人は納得して収まった。
天岩戸っぽい→卑弥呼からトヨへの代替わりのことだ!思う人は多いですね。私もちょっと思いますもん。
ただし、魏志倭人伝の記述が本当ならば、という条件付きです。
大体、魏志倭人伝が胡散臭いです。
場所の記述からして、普通に読めば遠く日本を離れて海にどっぽんなんでしょ?
なのに、日本の偉い歴史学者から在野の歴史家まで、「魏志倭人伝は誤記がある」ことを前提にしていたり、「こうとも読める」という解読見解を出しながら考察しているのが、私としてはよく解らんのです。
中国の学者達も、「何でそんな事を問題にするの?」という態度だそうです。どこだっていいじゃん、と東夷の小国の事には無関心。
そんなお鼻のお高い中華様が、東の海の果ての蛮族の事を、誠心誠意正確に書くものでしょーか?
中華様と言っても色んな民族が色んな国を建てましたが、それでも貿易で儲けようって事で役人達がその相手を見付けてくるものだったんです。
ですから、見付けてきた役人としては、「こんなに遠くまですごい朝貢国を探してきたんですよ~!」とアピールしたい。めっちゃアピールしたい。
白髪三千丈の中華様ですから、色々盛ってる可能性が大です。邪馬台国はなかった説もあるくらいです。
3.神功皇后説
星の正位置。たまきさん的には、「現実っぽくない」。夢っぽい。「こうだったらいいのにな~」的な。
つまり、たまきさん的には、違う=神功皇后ではない、という判定。
私なら、卑弥呼をキラッキラに(星だけに)理想化したのが神功皇后かもしれない、という可能性も残しますが。
4.天照大御神説
審判の正位置。『復活』という意味ですので、卑弥呼の神格化という読みで、天照大御神=卑弥呼、というのがたまきさんの判定です。
衝撃の判定が出た所で、続きは後日と致します。
(つづく)

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