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2020. 08. 23  
大袈裟でなく、善良な日本人全員に読んで頂きたい一冊です。

しばやん…?不思議な名前だ…、と思ったら、人気ブログの戦国~江戸時代(鉄砲伝来から約100年)までの日本史の記事をまとめた本なのだそうです。(つまりブログのペンネーム)

学校で習う日本史は、世界史と分断されていて、日本史に出て来る外国は、中国歴代王朝がメインで朝鮮も古代メインで、西欧が本格的に出てくるのは黒船来航からだと思います。

でも、本書は戦国時代という、日本中が戦乱にあった時代は、世界中も戦乱、というよりもヨーロッパ各国によるアメリカ大陸やアジアへの一方的で残虐な侵略行為が行われていた、大航海時代という大侵略時代にあった、という世界史の視点も描かれています。

この時代に、数多くの日本人が二束三文で売り払われ、奴隷として海外に連れ出されていた、ということを知っている人は、日本国内に何パーセントいるのだろうか?

少なくとも、私は知りませんでした。
何故なら、教科書には載っておらず、当然に授業でも教わらないからです。教える教師でさえも、知らない人が多いでしょう。

そして、秀吉~徳川幕府に至るまで続いた、所謂キリシタン弾圧が、如何に苛烈で残虐非道なものであったか、ということは教わるのに、日本に訪れたキリスト教宣教師達は、『異教徒の土地も人民も物資も全てキリスト教者のものにして良い』というローマ教皇お墨付きの、傲慢で恐ろしい信仰心を発揮し、日本の歴史ある神社仏閣を破壊し、神官僧侶をを虐殺し、代わりに教会を建てて布教していた、という文化破壊と殺人については、全く教わらない。

秀吉がこれに激怒し、しかし金は払うから奴隷にされた日本人を返せ、と至極人道的な要求をすると、彼らは世界中に売り払われており回収は不可能だ、と答えるのみ。
秀吉が、キリスト教弾圧に踏み切ったのは、日本の為政者として、全く当然の事だったと言えるでしょう。

この傾向は、徳川家幕府にも引き継がれます。
どんなに禁止しても、宣教師達は日本に侵入し、同じことを繰り返したからです。

つまり、秀吉以前の戦国大名がキリスト教の布教を許していたのは、貿易による利益を期待していたところが大きいのでしょうが、欧州諸国にとっては、布教と侵略は常にワンセットであることを秀吉も家康も気付いたから、キリスト教を禁じたということです。

私は、秀吉については、《イマイチ詰めが甘かった成り上がり者》とか、《無謀な朝鮮出兵に失敗した強欲じいさん》とかいうマイナスイメージだったのですが、そのイメージが覆りました。

そして、戦国時代を勝ち抜いた家康、何となく凡庸なイメージだったけど実は有能な秀忠、元からやり手のイメージの家光の3代に渡って、優れた外交手腕を持つ為政者がいたことは、日本にとって幸いであったのでしょう。

是非、ご一読頂きたいと思います。
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Author:chikaru414
日本の神話と神社仏閣、それにまつわる歴史が好きです。
スサノオ様、スセリヒメ様はじめ出雲の神様と水神様推し。
ホツマツタヱ・富家伝承お断り。

定義山西方寺を崇敬。秋篠宮家と伊達政宗公を尊敬する伊達家家臣末裔です。
透明水彩絵師。

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