FC2ブログ
2020. 03. 30  
神話や神社の伝承だけではなく、考古学も網羅している方々からは、

何を今更?と呆れられそうですが。すみません、私今回淡路島について調べてみるまでは、全く存じませんでした。

私は、弥生時代の鉄器加工の遺跡がある、といことは知っていたのですが、淡路島の五斗長垣内遺跡(ごっさかいといせき)が、弥生時代後期・1世紀ごろのおよそ100年間にわたり存在した、国内最大規模の鉄器製造群落遺跡だったのですね。

加工場と製鉄所とはまた違うので、製鉄所が見つかって欲しい所です。

ならば、弥生時代の淡路島の人々は、鉄器の交易を生業にしていた可能性があります。
そう考えると、スサノオが出雲にその技術を持ち込んだかもしれず、これはかなりワクワクします。

一方で、鉄器の硬度は青銅器に勝り、例えば鉄文化と青銅器文化の勢力が戦争になったら、勝つのは前者、という世界の歴史があります。
古代中国王朝が、製鉄の技術の流出を長く防いでいたのも、そのような理由だと思います。

淡路の人達も、自分たちのものとして鉄器を大量に所有していたかもしれないのですが、加工技術を持っていたということは重要です。

また、鉄器製造の遺跡は山間部で、住居は少ないことから、そちらは鉄器加工に特化した地域で、居住地のメインは先に開けていた平野部なのでしょう。
その平野部で先に農耕が行われていたかもしれないのですが、とにかく古代淡路と言えば五斗長垣内遺跡であるようで、検索してみてもわかりませんでした。

日本書紀は、そんな先進的淡路島を貶めるだけでは済まずに、『アワシマ』という神については黙殺していますから、ここは古事記の国産みの場面に立ち返ってみます。

>このように言い終わって(先にイザナギが声をかけて、次にイザナミが声をかけるという、陰陽の正しい手順にやり直した)、結婚して生まれた子は、淡路之穂之狭別島=淡路島/あわじのほのさわけのしまである。

>次に、伊予之二名島=四国(いよのふたなのしま)を生んだ。
>この島は身体は一つで顔が四つある。
>それぞれの顔に名があって、伊予国(いよのくに)を愛比売(えひめ)といい、讃岐国(さぬきのくに)を飯依比古(いいよりひこ)といい、阿波国(あわのくに)を大宜都比売(おおげつひめ)といい、土佐国(とさのくに)を建依別(たけよりわけ)という。

…いました。『アワ』が。
淡路島と、ほんの少しの海を隔てただけの国に。

(つづく)
関連記事
NEXT Entry
スサノオがイザナギの日真名子かもしれない話:その19
NEW Topics
令和と令月とマンゲツモチの呪い。その1
マンデラエフェクト・この世界は黄泉の国?その2
マンデラエフェクト・この世界は黄泉の国?その1
マンデラエフェクト・地球は一体何処にある?
雅子妃への違和感。その3
Comment
Comment form
 管理者にだけ表示を許可する
プロフィール

chikaru414

Author:chikaru414
日本の神話と神社仏閣、それにまつわる歴史が好きです。
スサノオ様、スセリヒメ様はじめ出雲の神様と水神様推し。
定義山西方寺を崇敬。伊達政宗公を尊敬する伊達家家臣末裔です。透明水彩絵師。

↓応援ぽちっとよろしくお願いします!

FC2 ブログランキング

ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村

人気ブログランキング

リンク
検索フォーム
ブロとも申請フォーム
QRコード
QR