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2020. 12. 30  
今日も文章を書く体調じゃないので、絵を置いておきます。
12/26に少女神バージョンを公開しましたが、こちらは普通に大人(?)の女神様で、描いたのはこちらが先です。

※ 無断転載禁止

Title:Title:菊理媛(ククリヒメ)
DSC01016-b-b-blog.jpg

彩色:透明水彩(シュミンケ・セヌリエ)
水彩紙:ヘリテージ極細目・23cm×31cm

再度、無断転載禁止です。

2020. 12. 26  
体調不良で文章を書く頭が回らないので、引き続き絵を掲載します。
私が描いたククリヒメは現在2パターンあるのですが、今回は少女神です。

※ 無断転載禁止

Title:Title:少女神・菊理媛(くくりひめ)

DSC01116a-b-blog.jpg

彩色:透明水彩(シュミンケ・マイメリブルー・セヌリエ)
水彩紙:ファブリーノエキストラホワイト細目・F4サイズ

再度、無断転載禁止です。

2020. 12. 25  
邪馬台国の2人目の女王・トヨorイヨです。

13歳で即位と魏志倭人伝にありますが、当時の日本・中国は数え年なのか実年齢なのか???
数え年なら実年齢11~12歳、古代日本の春~秋の収穫で1年(通常の1年が2年カウントになる)の数え方なら、5,6歳くらいの即位になります。

間を取って(?)8~10歳位、月の巫女王の雰囲気&和ファンタジー風に描きました。

※ 無断転載禁止

Title:小女王・臺與(台与・壱与/トヨ・イヨ)

sho-joou-toyo-iyo

彩色:透明水彩(シュミンケ・マイメリブルー・セヌリエ)
水彩紙:ファブリーノエキストラホワイト細目・F4サイズ

再度、無断転載禁止です。

2020. 11. 17  
実は私、昨日の記事を書き始める時には、

私…もう筆を折ろうかな…絵筆の方。

と思いながら書き始めたんです。
だから、このブログのプロフからも、《透明水彩絵師》の肩書きを外そうかな、と。

エジソンが、『天才とは99%の汗と1%の霊感』(汗は努力、霊感はインスピレーションでひらめきと訳されることが多い)と言っているとおり、

ああ、本当に、1%の霊感が無ければ99%の努力は無駄だよな……

私は文章で『何かが降ってきたような』感覚になって、ほぼ自動筆記みたいな小説を書いたことが何度もあるんですけど、多分それがエジソンが言うところの《霊感》なんだと思います。

私ひとりだけでいくら悩んで考えを巡らせても、私の理屈だけでは私の小説が完成することは無かった、と私は言い切れます。
必要なときに、どんなに行き詰まっても、必ずどこかからか《霊感》が舞い降りてきてくれた、その奇跡に私は何度感謝したかしれません。

だから、私は自分が書きたかった文章を書けなかったことは一度も無いのです。
※ ただしそそっかしい速筆なので誤字脱字は眩暈がするほど多い

小説家として本を出版し印税で稼げるレベルに到達しなくても、必ず私の書きたかった小説を完成させることが出来る私は幸福だったし、私は文章に関しては自分は天才だという自信が有るのだし、天の意志に感謝して止みません。

でも、小説から少し関心が逸れて、本当は小さい頃から大好きだった……けど下手なまま一向に上達しなくて、高校の漫研の部誌の原稿を最後に諦めてしまった絵を、大人になってからもう一度描いてみようと思いました。

でも、現実は厳しかった。
小さい頃からあんなにいっぱい描いたのに、やはり私には絵は無理なのだと、かつて打ちのめされて止めてしまっただけのことはあったのだと、私はもう一度打ちのめされました。

私の母方の家系には、たまに絵の才能の有る人が現れます。
母の祖父が若くして急逝してしまい、急劇に家が貧乏になったので全部売ってしまったとのことですが、母の実家にはそういう方々の書いた掛け軸の日本画が沢山有り、襖絵を描いていた人もいたそうです。

その血筋は、私に近いところでは、私の叔母と私の妹に引き継がれました。
次に、私の娘に引き継がれました。
どういう訳か、いずれも女性です。

でも、私の祖母や母、そして従妹達には、全く受け継がれませんでした。
ただし、祖母はよく小説や歌を書いては投稿していたとのことで、文才はあったようです。私は祖母に似たのかも知れません。

絵の天才の叔母と妹は趣味に留めましたが、私の娘はまだ学生なのに、あっという間にイラストレーターデビューしました。

金に困った家が売りに出せるほど見事な日本画を描いていた、そのレベルの天才の再来です。

かつて、娘は、私が絵を描いているのをみて絵に興味を持ち、『私もお母さんみたいに絵を描きたい』と言っていたのに。

あっという間に、娘は憧れていた私の背中など簡単に追い越して、プロになる事が出来た。
……私には、出来なかったのに。

どうして、同じミトコンドリアDNAを持ちながら、《天賦の才》は叔母に、妹に、娘にだけ引き継がれたのだろう?
私の娘なのに、どうして娘だけが天に選ばれて、こんなにも鮮やかに光り輝くのだろう?

どうして、私ではなかったのだろう?

どうして、どうして、どうして。

私は、叔母よりも、妹よりも、娘よりも、ずっとずっとずっと、いっぱいいっぱいいっぱい、努力したのに…!

だから、エジソンの言葉は、『天才であっても才能は1%だけで、99%の努力が大切なのだ』という一般的解釈は、嘘だと私は思っています。
大体、

努力が実る時点で既に天才です。
大抵の人は報われずに終わるのだから。

天才達が、しばしば『自分は天才ではない。誰よりも努力をしただけだ』などと言いますが、とんでもない傲慢ですね。
諦めてしまった凡才達が、根性無しで怠け者だとでも?

たゆまぬ努力を続ける事が出来る事自体が既に才能なんですよ。

私は、天才の娘がプロになったことで、心折れました。
自分が頑張ったって、小説の時に感じたような『何か降って来るような感覚』は起きなかったのだから……

このブログのプロフから、透明水彩絵師の名を削除しようかな…、という記事を書くつもりでした。
でも、急に思い出したのです。
たったの一度だけ、私の絵に『何かが訪れた』ことが有ったのだと。

詳細は昨日の記事と被るので省きますが、あんな出来事は長い間絵を描いていて唯一で、《青の姫》として描かれることを、スセリヒメ様が強く、違うと叫んだような気がした……から、私は描き直したのです。

その絵は、昨日の記事を見ればわかるとおりに拙いものではあるのですが、《赤の姫》を描いているときには、下手でもスセリヒメ様は『違う』とは仰らなかった。
その事を思い出して、昨日はその絵を掲載したのです。

そして、やはり自分ではまだちゃんとスセリヒメ様を描けていない、という想いがあったのでもう一度描いてみた絵を、今日は載せようと思います。
それも、やはり上手く行ったとは思えない出来映えなのですが、それでもスセリヒメ様は許して下さったのだと思います。

また、こうして私がスセリヒメ様の絵を思い出したこと自体が、『次はもっと綺麗に描いてね』という、スセリヒメ様から与えられた私の課題で、まだ諦めずに描き続けてみなさい、というメッセージなのだと思います。

※ 無断転載禁止

Title:布留の姫・赤(ふるのひめ・あか) ──スセリヒメ──

furunohimeaka

いつか、自分でも会心の作と思えるスセリヒメ様を、描いてみたいと思います。


2020. 11. 16  
以前、青を基調にスセリヒメの絵を描こうとしたら、前例がないくらいビリッと大きく紙が裂けて、

『それは私ではない!私は《青》じゃない!』

と、強い拒否を感じて驚いたことがあります。
それで、古事記で茜で染めた着物に例えられたように、赤の姫神の絵を描いたのが、この絵です。
昨年末に完成していたのですが、私が自分で技術的に満足できなかったので、こちらでは未公開でした。

でも、この絵を描いているときには、スセリヒメ様から特にお叱りを受けなかったことを思い出して、1年近く経ってしまいましたが掲載することにしました。

※ 無断転載禁止

Title:スセリヒメ

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比礼(ひれ/ショールのような布)を2枚持っているのは、十種神宝(とくさのかんだから)のうちの蛇比礼(おろちのひれ)と蜂比礼(はちのひれ)でオオナムチを助けたエピソードを元に描かせて頂きました。


プロフィール

chikaru414

Author:chikaru414
日本の神話と神社仏閣、それにまつわる歴史が好きです。
スサノオ様、スセリヒメ様はじめ出雲の神様と水神様推し。
ホlツlマlツタヱ・富l家l伝承・徐l福l伝l承・日lユl同l祖l論・アlイlヌl先l住l民族説お断り。

定義山西方寺を崇敬。秋篠宮家と伊達政宗公を尊敬する伊達家家臣末裔です。
透明水彩絵師。

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